41℃2時間で死滅する梅毒とクラミジア治療薬の違い

梅毒トレポネーマは、41℃以上2時間で死滅するとされていますが、人間の体外の常温でも1時間~2時間生きる事が出来るとされています。又、クラミジアやヘルペスなども、比較的寒さに強く、特に梅毒は氷点下73℃でも数年間生きる事が出来ます。
梅毒は、感染後2週間~3週間程度の潜伏期間を経て発症し、病状の進行状態により第1期~第4期に分類されています。
第一期は、発症から約3カ月間です。第一期の梅毒症状としては、男性の場合は陰茎先端部や包皮の内側、女性の場合は大小陰唇や膣の入り口、唇、指先に小豆大の赤く硬いしこりが出来、特に女性の大小陰部や子宮頸部などに出来るしこりを陰部外下疳と呼んでいます。
しこり自体は、痒みや痛みは無く、2週間~3週間で自然治癒し第二期まで無症状期が続きます。
しかし、無症状期も梅毒トレポネーマは、自覚症状が無いだけでリンパ節で増殖し続け、鼠蹊部リンパ節に無痛性横痃が発現するケースもあります。
第二期は、発症後3カ月~2年くらいの期間であり、1番感染力の強い期間です。第二期の梅毒症状としては、全身や陰部に梅毒性バラ疹と呼ばれる発疹が数週間発現したり、粘膜部分に白い斑点が発現します。又、髪の毛が抜ける梅毒性脱毛やリンパ節が腫れる扁桃炎などの症状も発現します。
第三期は、発症後2年~3年程度の期間であり、第三期の梅毒症状としては結節性梅毒ゴム腫が発現し、発現場所によっては患部の骨を崩す事もあります。
発症後10年以上を第四期と分類します。病変が、脊髄や脳、心臓、中枢神経にまで達し、下半身麻痺や進行性麻痺を発症します。
梅毒の治療には、ペニシリン系の抗生物質が処方されますが、クラミジアには効果がないとされています。
クラミジアの治療には、アジスロマイシンやドキシサイクリンが使用されています。

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